オンラインカジノの安全性

『中国資本のネットカジノ』が危険な理由

ネットカジノを運営するには、ゲーミングライセンスの取得が必要不可欠です。
特にキュラソー島、マルタ島、ジブラルタルが発行するゲーミングライセンスは、信頼性が高く人気があります。
 
その反面 ” カジノの規制が緩いフィリピンを拠点とした、中国資本のネットカジノ ” も増加し続けています。
 
今回は「中国資本のネットカジノが 危険な理由」をご紹介します。
 
 

フィリピンを選択する理由

フィリピンを選択する理由

『中国資本のネットカジノ』は世界各国に多数存在していますが、その多くはフィリピンを拠点に運営しているもので、現在では「数百サイトは存在している」とも言われています。
 
中国政府は、オンラインカジノを通して多額の資金が国外へ流出している事態を警戒して「特別行政区であるマカオ以外で、中国資本のネットカジノを運営する事は違法行為」だと定め、フィリピン政府へ ” 中国資本のネットカジノ取り締まりの強化 ” を求めました。
 
しかし、財政の厳しいフィリピン政府にとって『オンラインカジノ産業がもたらす利益』は、国内経済や雇用に大きく影響する非常に重要な財源であるため「ネットカジノを認めている合法国として、中国資本の企業であっても、ゲーミングライセンスさえ所持していればネットカジノの運営を許可する」という方針を崩すことはなく、ネットカジノの誘致に積極的な動きを見せています。

こうして ” フィリピンに拠点を置く中国資本のオンラインカジノ ” と ” フィリピン政府 ” は、お互い Win-Win の状態を築いています。
 
 

ライセンス未取得の違法ネットカジノ

フィリピンに拠点を置く中国資本のオンラインカジノの多くは、残念ながらゲーミングライセンスを持たない違法ネットカジノです。

不法移民・マネーロンダリング(資金洗浄)・脱税行為・治安の悪化など、犯罪の温床と化しやすい違法オンラインカジノは「フィリピン国内に、少なくとも300件以上は存在しているだろう」とも言われており、フィリピン当局が怒涛の勢いで摘発していますが、増え続ける違法ネットカジノの存在は深刻な社会問題と化しています。

特に電子マネーが普及しているフィリピン国内では、2020 年に『新型コロナウィルス増加に伴う、厳格なロックダウン』が長期間実施された影響で、キャッシュレス決済のユーザー数が急速に増加しました。
 
その結果『電子マネーで気軽に遊べる、違法ネットカジノ』も湯水の如く増え、現在ではフィリピン国内で深刻な社会問題として浮上しています。
 
 

イカサマ行為は当たり前

イカサマ行為は当たり前

ゲーミングライセンスの審査を全く受けない ” 中国資本の違法ネットカジノ ” は、ソフトウェアを独自に開発できますし、第三者機関からのサイト内監視も行いません。
それが意味することは「イカサマ行為を堂々と行うことができる」ということです。

” ライセンスを取得している合法ネットカジノ ” の場合、ソフトウェアメーカーが開発したゲームを導入し、プログラミングも自由に設定を変更する事は禁止されています。
 
さらに『乱数発生装置』でゲーム結果を抽選しているため、たとえプログラミングがいじれても、ゲーム結果まで操作することは不可能です。 
第三者機関の監視では、イカサマが行われていないか、ペイアウト率通りに出ているかなどを厳しくチェックします。
 
イカサマが発覚した場合は、ゲーミングライセンスを剥奪され、ライセンス未取得の期間は営業停止処分となり、それまで支払った莫大な費用や信用を全て失うことになります。
 
合法ネットカジノ
イカサマで得るメリットよりも、損失が遥かに大きいため、イカサマ行為は行いません。

中国資本の違法ネットカジノ
イカサマのリスクを一切気にせず、平然とイカサマ行為を横行させ、プレイヤーからお金を詐取します。
 
 

多発する『入出金トラブル』

多発する『入出金トラブル』

違法ネットカジノが『イカサマ行為』とセットで行う卑劣な手段の1つに『入出金の不正行為』があります。
 
合法のネットカジノでは当たり前の話ですが、入金処理を行えばスムーズにアカウント入金額が反映され、すぐにゲームを楽しむことができます。
そして出金条件を満たせば、勝利金をすぐに出金することが可能になります。
 
しかし違法ネットカジノでは、下記のような『入出金の不正行為』が慢性化しています。
1)入金してもアカウントに反映されない
2)出金を申請しても何らかの理由をつけて出金させない

出金申請を何度しても出金されず、最終的にサイトを閉鎖し、ユーザーの大切な資金が違法ネットカジノに持ち逃げされることも、決して珍しい事例ではありません。
また「違法ネットカジノを利用した 違法賭博者として逮捕 される」という最悪な事件に巻き込まれるリスクも伴います。
 
 

まとめ

今回は「中国資本のネットカジノが 危険な理由」をご紹介しました。
「中国資本のネットカジノは、全て違法」というわけではありませんが、世界的に見て圧倒的に違法ネットカジノの胴元で多いのが中国資本です。
 
『違法ネットカジノ』は個人情報が不要で、メールアドレスとパスワード・入出金方法さえ用意すれば、簡単にアカウントが作成できますが、その先にあるのは ” イカサマ ” や ” 不正行為 ” というデメリットしか存在しないでしょう。
 
ネットカジノを選ぶ際には「ゲーミングライセンスを所持し、第三者機関による監視を受けている合法ネットカジノ」なのか、必ず確認しましょう。

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